過去の自分の学力と比較するために
今日、4月1日にAgさんが受験した模試の結果が返却されてきた。
結果を写メで持っているんだけれども、恥ずかしいから載せないで。と言われている。なので偏差値だけ書かせてもらうと、
50以下。
この記事で模試の判定結果はあまり重要ではないと書かせてもらったけれども、パッと見の学力は模試でもわかる。簡単に言うと、
普通(偏差値50)より下。
確かに、現時点で同志社大学はすごいチャレンジになると思う。もしかしたら無理だと誰かに言われるかもしれない。
でも、勘違いしないで欲しいのは、今回の結果はあくまでスタート地点。
言うなれば、勉強を始める前のAgさんの学力を反映したものである。約1ヶ月間それなりには勉強をしてきているので、少なくともこの模試を受けた時のAgさんよりも確実に進歩はしている。
模試の結果に一喜一憂する必要は全くないが、僕としてはここからの大逆転劇を期待しているし、大逆転を一緒にしたい。
さあ、今日も勉強頑張ろう。
【今日の名文】
”The game isn't over till it's over”(勝負は最後までわからない。)
スマホ依存
今日はスマホについて。
勉強の時って無性にスマートホンに触りたくなるよね。Agさんもそう。結構スマホ触ってる。というか僕も結構触ってる笑
気持ちはすごいわかるんだけど、やっぱり勉強時間を減らしていっていることには変わりはないよね。Agさん自身もそれはわかってるみたい。
「なんか、全然勉強してない気がする。テレビとかスマホばっかり見てるもん。」
そうね。
ということで、まずテレビを見る時間を減らすためにこんなもの作ってみました。
これが目に入れば勉強するという約束を取り付けて、テレビの前に置くそうです。笑
でも、これ結構効果があるかもしれない。何かをやるときにスイッチ(きっかけ)を作りそれを習慣化(ルーティーン)することで、無意識に勉強を始められるかもね。
お前、マジで落ちるで。
これがAgさんの勉強のきっかけになればと思う。
次にスマホ阻止対策を考えてみた。
一つ目の案は、僕が毎日夜8時にLINEで叱咤激励するというもの。まあとりあえずやってみる。効果があるかどうかはわからないけど、やってみよう。
二つ目の案は、スマホノートを作ること。作り方は簡単。新品のノートの間にボールペン1本挟んでスマホの隣に置くだけ。そしてスマホを触った後、勉強しようとする前に、スマホから得たものを書く。
例えば、「友達とラインして楽しかった。」「ツイッターで〇〇のデザート特集をみて気になって調べた。今度行こっと。」このように文字通りなんでも書く。
そして寝る前に自問自答するのだ。本当にその情報は必要だったのか?一時の楽しさで、時間を無駄にしてなかったか?と。
要するに、サボっていた自分と毎日向き合う時間を作る。
まあ、今日はちょっと厳しいことを言うけど、受験ってそんなに甘いもんじゃない。
最初から頑張ってればもっといいところに行けたのに。という生徒たちを何人も見てきた。だからこそ同じ失敗は繰り返さない。
生徒の失敗の原因は先生のせい。
さあ、今日もがんばろっと。
【今日の勉強量】
日本史:問題集2題(41まで終了。GW明けまでに1周は間に合うのか!?)
英語:長文1題
古文:文法、単語2つずつ
【今日の名文】
”くどいほどの自問自答”
(本田圭佑・サッカー選手)
英文法~関係詞ってなによ?
今回はすこし文法の関係詞について書いてみようかなと思います。中学生でもわかるように書きますのでしっかりとマスターしてくださいね。
関係詞の基本
まずは基本からいきましょう。関係詞の基本は『二つの文をくっつける』です。たったこれだけなんです。難しく考える必要はありません。もうひとつ覚えておいてほしいのは大きく分けて関係代名詞と関係副詞があります。中学生の方は関係代名詞のみでOKです。
関係代名詞
まずは種類から行きましょう。下の表を見てください。
この表はみなさんみたことがあるかと思いますが、主格とか、目的格とかよくわからないと思いますので、丁寧にみていきますね。
主格
まずは二つの文章を考えます。
これらをくっつけることが関係代名詞の役割です。ちなみにですが赤色は主語(S)、青色は動詞(V)、緑は目的語(O)ピンクは補語(C)としています。わからなければ下の動画で詳しく解説しています。
では、関係代名詞の文を作る際の手順を説明します。まず前後で同じ名詞を見つけます。
今回は、the womanとSheですね。次にくっつけたい方の名詞を消します。今回はsheを消しましょう。すると、
こんな風になりますよね。さあどこが消えましたか?
そう。主語の部分がなくなってますよね。主語が消えたときは主格を使います。今回は、人ですからwhoを使いましょう。(thatでも可)
正解は、
”彼は有名な作家であるその女の人を知っている。”という日本語になります。
目的格
では次は目的格をみていきましょう。
まず同じ名詞を探すんですよね。今回はthe pictureとthisです。次にくっつけたい方を消します。今回は下の文をくっつけたいことにしましょう。
はい。何が消えましたか?
目的語(緑色)がなくなりましたね。目的格を使いましょう。今回は人ではないのでwhichを使いましょう。(thatでも可)
おっと!一つ忘れていました。関係詞は接着剤と同じですから、繋げたい文の間に来なければいけません。
答えは、
”彼は私が好きな絵を描いた。”が和訳ですね。
所有格
次でラストです。また2つの文を見ていきます。
手順を思い出しましょう。まずは、同じ名詞を探すんですね。そう今回はherとher(彼女の父親の方)です。では片一方を消しますね。
今回はherが抜けましたね。このherは彼女の〜という意味の所有格ですから、whoseを使います。
”彼は父親がお金持ちの女優を愛しています。”が日本語ですね。
前置詞+関係代名詞
ではこんな場合はどうでしょうか?
考え方は同じです。同じ名詞を見つけます。
誰がどう見たってthe parkです。では消しましょう。
おや?今回は何が抜けているでしょうか?主語でも目的語でも所有格でもありません。何を入れればいいかわからない!!
心配ご無用です。
前置詞のinがありますよね。前置詞の後ろが抜けた場合は目的格(whom, which)を入れます。
これで完成です。ちなみに関係代名詞と前置詞はとっても仲良し。というか前置詞って基本的には名詞と一緒に使って前置詞句を作りますので、今回も関係代名詞の前につけることもできます。
”私は友達と遊んだ公園に行った。”という意味になります。
関係副詞
これは高校生になってから習う範囲です。先ほどの前置詞+関係代名詞がありましたよね。あの前置詞+関係代名詞の部分を関係副詞で置き換えることができます。たったそれだけのことです。
今回は先行詞が場所でしたのでwhereを使いましたが、時間の時はwhen、理由の時はwhyを使ってください。
頻出問題
最後に頻出問題をやってみましょう。
この( )に入るのは、whichかwhereかどちらでしょうか?
ここで、二つの文に戻してもいいのですが、試験ではあまり時間がないので、裏技を教えますね。先行詞を直接ブチ込むことができれば関係代名詞を入れてください。もし先行詞を後ろに入れるために前置詞を使わなければならない時は関係副詞を入れてください。
今回the place をwe got engaged に形も変えずそのまま入れることができるかどうかで考えます。残念ながら直接入れることはできません。正しく入れるとすれば、we got engaged in the place.です。直接ブチ込めませんでしたね。というわけで正解はwhereになります。
まとめ
これで関係詞の基本は終わりです。動画で見たいという方は
作ってありますので是非ご覧になってください。(チャンネル登録をしていただけると大変喜びます笑)
とある社会人の自己紹介
無事1回目の模試も終了し、昨日は勉強しなくていいよ。と伝えた。
今日は復習にあててもらう。模試は復習してこそ効果がでてくるので、必ず復習してほしい。やり方はまた動画にでもします。
ところで、読者の方(おるのかどうかわからないけど笑)は僕がまだ何者かご存知ではないと思いますので、今日は自己紹介します。
大学は某国公立の外国語学部にいました。
中高生の時あまり英語は得意ではなかったのですが、不得意なものを極めれば、どこまでできるんだろうという単なる好奇心みたいなものから英語を始めました。
大学時代に予備校講師と個別塾で英語を教えると同時に、音声学や英語教授法、第二言語習得論なども学びました。
社会人となってからたまたまAgさんと会う機会があって、もう一度教えることになったという感じです。
基本的にこのブログでは、中高生向けにAgさんがどれぐらい勉強しているのかを載せます。
同時に、様々な勉強法とその効果についても書いていければと思っていますので、受験生を教えている先生たちにも温かく見守っていただければと思います。
最後にコメントをいただけるとすごくブログ更新のモチベーションが上がりますので、よろしくお願いします^ ^
幻影〜4月の模試結果
あしたAgさんは模試を受けるらしい。高校3年生になって初めての模試かな?
今日は模試の話でもしましょう。
基本的に模試は所詮模試。試験を模倣してるだけで、入試とは似て非なるもの。
予備校講師がよくセールストークで模試の問題なんてクソの寄せ集め。などと言っているが、あながちまちがってはいない。
では、有効活用できないのか?受けなくても良いのかというとそれは違う。模試の活用法は2点ある。
1:得意・不得意の見極め
人間万能ではない。特に入試では、すぐに理解できる、いわゆる得意なものと、何回やってもうまくいかない不得意なものがある。
それらを見極めるものさしとして模試を活用してほしい。あまりできていない分野はどこだろう。逆にできているのはどこだろう。
合格への最短の道とかやり方は一つではないのは確かだけど、不得意分野を消していくことは入試では必須である。できないことを普通ぐらいにまでもっていければ、なんとかなる。
2:自分の立ち位置の把握
これは、同じ志望校の人との差を実感できるということである。判定は特に重要ではない。
入試では最終的に同じぐらいの学力をもった人との競り合いになることが多い。そんなひとたちの学力と自分の学力を比べられるのが模試なのである。自分の現状を把握することは本当に大事。
以上二つが模試の有効性であるが、模試の点数欲しさに勉強のペースを変えてはいけない。
冒頭で言ったが、模試は模試であって、模試の点数がいくらよくても大学には合格しない。幻に騙されず、真の目的を見極めて欲しい。
【今日の勉強量】
日本史:問題集2題
英語:長文1題
古文:文法、単語2つずつ
志望校、到達点と道のり
今日は志望校についてお話ししよう。
このブログの主人公Agさんの志望校は、今のところ関西大学か同志社大学。学部はまだ決まってない。(吾輩は猫であるのような感じで今の読んでください。笑)
さて、闇雲に勉強を始めると、長続きしない原因の一つに目標が定まってないことが挙げられる。もう少し正確にいうと、志望校は決まっているけれども、具体的にどれぐらい点数が必要かがわかっていない。
ゴールがぼんやりとぼやけているのに、努力し続けても長続きするわけがない。途中でやめてしまう。だから勉強を始める前にゴールを明確にする必要があるのだ。今回はAgさんの志望校の最低点数を中心に見ていこうと思う。
☆:今回の条件
今回の条件として、まず3教科の入試という設定にしている。近年様々な入試方法が増えており、とてもではないが書ききれる量ではない。今回はあくまでゴールを明確にするための方法論として読んでいただければと思います。
次に、学部をある程度絞って書こうと思う。Agさんの学部がまだ未定ということで、関西大学or同志社大学に入るための目標設定という観点からなので、個別の学部ごとに多少の点数の誤差があることはご容赦ください。
1:関西大学
ではまず関西大学から。基本的には3教科で450点満点(各教科150点)の配点である。合格最低点は例えば、文学部の全学部日程であれば275点(得点率61%)、社会安全学部では255点(得点率56%)であった。以上から7割取れれば大概の学部であれば合格する。
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2:同志社大学
では次に同志社大学に移ろう。同志社大学であるが、僕の感覚的には関関同立の中でもレベルは一つ上だと考えている。実際に合格点も政策学部の個別日程で500点中372点(得点率74%)、経済学部の全学部日程で69%であった。
ちなみに同志社大学の3教科の配点は国語及び社会・数学が150点、英語が200点となっているので、基本的な戦略としては英語をまずは重点的に勉強すべきであろう。さらにもう一つ付け加えると英作も出題されているので、その点も留意して勉強に取り組んでいただきたい。
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3:まとめ
今回は学部は抜きにして考えたが、その結果として7割を取っても安全圏に入る大学とそうではない大学があることは理解されたかと思う。また今回度外視した要素として各大学の出題のくせや難易度もある。どうやっても合わない問題というのその人によってあるだろうし、また単純に難しい問題もある。そのような複合的な要素を判断して、ゴールを具体的にしていただければと思う。
最後に、
もし各大学の分析及び過去問の研究を行って欲しい方がいらっしゃいましたら、
もしくは コメントまでお願いします。
勉強ができないことが悔しい
「学校の国語の演習で40点中6点しかなかってんけど。漢字しか合ってない。」
受験勉強をしていく中で、こんな場面とうんざりするほど向かい合わなければいけない。そんな時にどういう行動をするかで、合格するかしないかは左右される。
ある高校生Oくんの場合
県内の真ん中ぐらいの高校に通うOくんは学校の成績はそこそこ。受験勉強として僕が教えることになったけど、授業中もよく集中していた。その割には点数があまり伸びない。模試などでもある時点(6割程度)から全く伸びなくなった。
なぜだろう?点数を分析すると、あるテストでは8割ぐらい。別のテストでは半分いかないぐらい。それで平均して6割ぐらい。
このOくんの反省点は半分いかなかったテストの原因を考えなかったこと。別のテストで8割ぐらい取れているから、できなかったことは目を瞑ろうという考え。これではいけない。
なんとか考えを改めさせ、受験最後の1ヶ月で大学合格を勝ち取れるところまでたどり着くことができた。
失敗にこそ成長する(点数を上げる)ヒントが眠っている。
ある高校生Iさんの場合
Iさんは外国語学部を志望する生徒さんだった。最初はOくんと同じようにそこそこという感じ。ただ、すぐに周りの人と話し込んでしまう癖があった。実社会に出ればコミュニケーション能力はとても大事だが、受験勉強においては時に時間の浪費になってしまう。
あまりにもひどかったので、冷静な口調で「自分、落ちるで。絶対。」と言ってしまった。その言葉があまりにも強かったのか、その日以来口もきかなくなってしまった。僕が嫌われ役になって受かるのならそれもいいか。そう考えていたけど、その子はもう一度教えてくださいと言いに来た。
今では僕を親友扱いしてるけど(ランクダウンしてね?笑)それは置いておいて、この子は合格したいという気持ちで、自分の一時の感情を冷静に抑え込んだ。(ごめんね。僕が冷静になるべきだったけど。)結果は見事第一志望に合格。
”一時の感情で利益を失うバカにだけはなるな!”
Agさんはどうするだろうか?
Agさんの場合、自分の中では受験勉強をして、それなりに自信があったんだろう。だからこそできない自分に腹が立ったかもしれないし、受からんかもと不安になったのかもしれない。
でも今の君がやることは感情に身を委ねることではない。
なぜできなかったのか?どうすればできるようになるのだろうか?冷静に、そして客観的に分析し、もう一度立ち上がって欲しい。負けるな。
【今日の勉強量】
学校の課題:漢字プリント
英語:長文一題(1冊終了。よく頑張った。)
現代文:学校のワークのやり直し。
【今日の名文】
自分で反省して立ち直る。そういう精神的な強さがなければ、受験では絶対に勝てない
(桜木建二・ドラゴン桜)