何したらいいですか?〜JKと大学受験してみた。

社会人が現役JKと大学合格を目指す記録です。

割と本気で2014年の同志社大学英語第2問で必要な知識を解説してみた。

以前の記事で

team-mukonoso.hatenablog.com

 

第1問を解説してみたので、今回は第2問(2014年)を全力で解説してみます。

諸事情により過去問は非掲載なので、お手元に過去問をご用意してください。

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全体の構成

 まず全体の構成から。イメージとしては第1問から、内容一致問題と和訳問題を抜いた感じ。長文の量はほぼ同じというところ。配点も72点と第1問とほぼ同じなので、細かい部分は前回の記事を参照してほしい。

ⅡーA

 本文空所補充問題なので、文章を読みながら答えていくのがベスト。知識としては熟語問題が多く、受験生としては覚えておいてほしいレベル。気になったのは(X)問題で、trial and error:試行錯誤、などのぱっと見、ナンジャコリャとなるようなものもあるが精神面の揺さぶりをかけられるだけで大して難しい問題ではない。落ち着いて解答してほしい。

ⅡーB

 こちらの問題も下線部の単語やフレーズと同じ意味を選ぶ問題であるが、若干語彙のレベルは高め。知っていれば解けるが、知らない単語が出た場合、該当文章前後の意味から類推していく必要あり。例えば(f)問題。rolled out:製品などを本格的に展開していく。という意味になるのだが、この意味を覚えている人、というか知っている人はあまりいないのではないだろうか?これを一文でみてみると、(中略)a self driving car, now on its way to being rolled out by Google?となっており自動運転という単語が出てきている、そしてコンマで繋がれており、"いまグーグルによってrolled outされるべき道の途中なのだろうか?"という意味で書かれているのだが、自動運転は現時点でも研究されている分野であり、これから本格的に商品化されてくるということを知っている受験生であれば正答までたどり着くことができるだろう。

ⅡーC

 下線部の言い換え問題。単純な知識に加えて、本文の内容把握も正確に行うとより正答率が高まる。

ⅡーD

 文章完成問題。基礎的な知識prevent A from ~ing を問う問題であるが、yetの入れる位置に迷う受験生が多数いたのではないか。yet anotherで"さらにもう一つの"という意味になることを知っていれば、数秒で解答可能だが、わからなければ勘で解くことになるだろう。

まとめ

 全体的に第1問よりも、問われる知識が深いような気がした。さらにいうと文章の内容も技術関係ということで興味のある方にとっては、ほぼ読まなくても内容のわかる問題であるが、そうでない方にとってはアレルギー反応を引き起こしやすい問題であった。

 点数を高めるコツとしては、勘で解く問題を考えすぎないこと。知識がなくてわからない問題に数分もかける必要はない。他の問題を解答すればいいのである。

 少し何度が高めということで目標は55点〜60点としておく。

第1問及び第2問の出典に関して。

 scientific american、wall street journal、encyclopedia など出典が書かれているのが特徴。ちなみにこれらのサイトはインターネットから簡単にアクセスできる。ちなみに、scientific americanに関しては3年の内、2回出題されていた。つまり、ある程度の文章が読めるようになったのであれば、これらの文章を使って精読と文章慣れすることが一番の対策ではないだろうか。(注釈がないので、辞書は必須。)

 時間がかかって効率が悪いという批判を受けることを覚悟で書いているが、出典が書かれているのに、それを読まないというのはバカではないのか?笑

 その辺をよく考えてほしい。