何したらいいですか?〜JKと大学受験してみた。

社会人が現役JKと大学合格を目指す記録です。

英検2級、っていうかリスニングの時の感覚を説明してみた。

今日はAgさんからリスニング問題が全然わからん。というLINEがきましたので、リスニングの時どんな感じで聞こえてて、どういう風にメモをとったりして(基本的に僕は取らないですが、一応取るってことでお話しします。)解答しているかを書きます。

例文

A:Excuse me. You'll have to smoke ouside.

B:Oh, sorry. I can't smoke here?

A:I'm afraid not. There is a smoking area over there.

B:OK! Thanks a lot. I'll go there then.

Question : What will a man do? 

 

こういった問題が出題されるとしましょう。当然僕は全て聞き取れるのですが、それではできない人のためにならないので、今回は聞き取ってほしい部分を色分けしてみます。

解説

A:Excuse me. You'll have to ①smoke ouside.

B:Oh, sorry. I can't smoke here?

A:I'm afraid not. There is ②a smoking area over there.

B:OK! Thanks a lot. ③I'll go there then.

Question : ④What will a man do? 

 

このような感じです。順に見ていきましょう。青字はメモの内容です。

 

まず①ですが、タバコを外で吸う。という意味ですね。この時点で場面を想像します。イメージしてください。タバコを吸っている人に向かって、誰かがタバコは外で吸ってね。といっている場面です。(タバコは外

 

そして②です。向こうに喫煙所があるよ。と教えてくれています。(喫煙所向こう

 

次に③です。じゃあこれからそこ(喫煙所)に行くよ。という意味ですね。(喫煙所へ行く

 

そして④です。ここは質問ですが、5W1Hを聞き取るのは必須です。誰が?何が?何曜日?いつ?どこ?どうやって?さらに主語(今回はa man)と動詞を聞き取れられれば完璧です。

 

参考までに言いますが、ディクテーションなどをしていると、はっきり読まれているところとほぼ読まれていないところがあると思います。上で示した、5W1Hや主語、動詞というのは比較的はっきりと聞こえますので、普段から意識してください。

 

高速和訳は可能か?

では次に日本語への和訳という観点から考えてみましょう。まあみなさんご存知だとは思いますが、全てを和訳しているわけではありません。と言うか無理です。通訳の際は、短期記憶を高めるトレーニングがあるそうなのですが、それは置いておいて。

 

理想を言うならば、

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この下の状態になれれば、リスニング力は飛躍的に上がります。つまり日本語を介さずにイメージが浮かぶ状態ですね。

 

しかし、ここまで来るには相当の時間と専門的なトレーニングが必要です。(おそらくですが、音読せずに問題だけとく勉強法をされている方には難しいかなと。)

 

サイトトランスレーションとは?

というわけで今回は、サイトトランスレーションというやり方を紹介します。

これは英語を区切っていき、前から訳していくと言う方法なのですが、英語の語順のまま理解することができるので、リスニングの際、途中で分からなくなる状態を防ぐことができます。さらにリーディングの際のスピード向上にも役に立つそうです。

 

例えば上の文章であれば、

A:Excuse me.(すみません) You'll(あなたは) have to smoke(タバコを吸わなければいけない) ouside.(外で)

B:Oh, sorry. (ごめん)I can't (私はできない)smoke(タバコを吸う) here?(ここで?)

A:I'm afraid not.(ダメですね) There is(あるよ) a smoking area(喫煙所が) over there.(向こうに)

B:OK! (了解!)Thanks a lot.(ありがとう) I'll go (行くよ)there(そこに) then.(これから)

Question : What(何) will a man (男の人は)do? (するでしょう)

 

このような感じです。今回は一つのブロックの中を短めにしております。もう少し長くしてもいいですが、日本語の意味がわかる範囲内で調整してください。

 

こんな風にリスニングの際には処理していきます。

さらに2人1組であれば、一方が英語を音読し、もう一方がそこまでの日本語を言う。と言う訓練もできそうですね。

 

 

今回の記事で取り上げた方法でAgさんの英語力がどの程度向上するかはまた数値を出して検証していきたいと思います。(協力してくれる方は連絡してください。)

ちーむ武庫之荘@勉強神 (@team_mukonoso) | Twitter