何したらいいですか?〜JKと大学受験してみた。

社会人が現役JKと大学合格を目指す記録です。

今日までの成果、量と時間

4月12日、水曜日。

 

今日までのAgさんの勉強量は以下のとおり、

国語

読解法に関しては習得済み、時間をかければ高得点が取れるという状況。大学の過去問を4題ほど解答済み。古文の進捗具合が不明のためその点は要注意。

 

英語

もっとも苦手な科目。しかし1日にまとめて大量にやるよりも、毎日少しずつ音声を使いながら勉強することが大事な教科。発音記号を本日教えたので、これから、音読のフォローをして行く予定。

 

日本史

関関同立問題集と教科書を併用し、69題中24題まで終了。今月中には1周を終わらせゴールデンウィークに2周目のスタートを切れれば上出来か。

 

まとめ

4月中はこの調子で頑張って欲しい。

4月中の目標

国語=小説にチャレンジ。

英語=長文の問題集を次のレベルへ。

日本史=問題集を1周終わらせること。

学部選択、それぞれの答え。

 「関関同立には行きたいけど、何学部がいいかわからん。」

 ふとAgさんが呟いた。

 そうね。学部っていう概念がまず高校生からすれば初めてだし、何学部が何をやってるかなんて、パンフレットだけじゃわからないもんね。

 

 おそらく普通の高校生だとオープンキャンパスに行くんだろう。彼女も行ったらしい。感想は聞かなかったが、、、

 

 ちなみに僕はオープンキャンパスには行ったことがない。なぜか?めんどくさかったから。笑

 

 僕はどこの大学がいいとか、どこそこに行くべきとかは特にはないけども、やってはいけないと思うことは一つある。

 

 ”一瞬の感情で決めないこと、限界は決めないこと”

 

 例えば、国公立大学に行くのに教科数が多くてしんどいから、とかはやめた方がいい。そこへ行きたいのであれば努力するべき。一瞬でも行きたいって思ったんでしょ?

 

 もう一つ。いまいけそうなところに行く。これもオススメしない。多分そこから少し下がったところに行くことになるよ。だって今から何もしなくてもいけるからね。人間は基本的に楽をしたがる動物。これは本能らしい。生命維持活動なのかな。わざわざしんどいことはしない。でもしんどいことをしなければ手に入れられないものがあるということを理解しているのも人間という動物。

 

 ちなみに就職のことを考えると、

”学部は関係無いけど、いい大学に行ったほうがいいよ。採用する割合は大学ごとにあるから。”らしい。

 

 さあ、Agさん。どうする?

4月1週目③〜日本史の勉強法

 では、最後に日本史の勉強法を。

 実はこれ、一番ネックかもしれない。関関同立、特に同立は、日本史など社会科目が特殊というか、難しい。

 教科書の端っこにあるような問題から、はたまた載っていないような問題まで。。。

 

 でも心配は無用。そんな問題誰もできないのだから。(ちなみに同志社の試験で新島襄を漢字で書けないと不合格ってほんとかな?笑)

 

 それはさておき、日本史の勉強法はシンプルに。教科書を見ながら過去問を解いていく。たったこれだけ。いきなり過去問!?と思うかもしれないが、過去問を最後までとって置くことほど無駄なことはない。最強にして最高の問題、それが過去問なのだから。

 

 ただ気をつけて欲しいのは、流れがあるのでそれは教科書で補っていくということ。例えば、歴代の内閣総理大臣を全部覚えて、誰の時に何が起こったかを整理するとその部分の点数は跳ね上がる。(歴代の総理大臣は覚えてね!)

 

 あとは、教科書にも載ってないような問題をどう処理するかだけど、こればっかりはその生徒の興味次第ってところが大きい。日本史大好きガチ勢の方はインターネットや資料集であらゆることを調べ尽くすだろうけど、、、

 

 まあ僕の感覚では、日本史は足を引っ張らない程度かちょい上ぐらいになればそれでいいかなという感じ。ただし時間がかかるものなので、前半は他の教科よりもペース早めで取り組んでもらうつもり。

 

 二人三脚で今は僕が引っ張ってるけども、いずれ一人で走ってもらう日がやってくる。そのことを忘れずに。。。。

 

4月1週目②〜英語の勉強法

    前回の国語に引き続き英語の勉強法を。

 

 英語に関しては僕は外国語大学に通っており、ある程度知識も技術もあると自負していたが、ところがそんなにうまくはいかない。

 このブログを見られたらAgさんに怒られるかもしれないが、正直英語力はかなり落ちていた。

 やはり他の教科と違って、英語はスポーツに似ている気がする。毎日少しずつやることが大事。間をあけると下手くそになっているような気がする。(あくまで僕の感覚です。)

 

 それはさておき今回、英語の勉強を指導する上で気をつけたことは2つ

  1. 音声を基本として考える。必ず1日に1回声に出して英語を読む。
  2. 配点を考えて、単語帳や文法に偏ることなく、文章中での言葉の使用法を意識

 

1:音声を使った勉強と実践

 まず1を実行するためには、発音記号の勉強が必要。じゃないとシャドーイングなどでトレーニングしてもただの早口言葉になってしまう。それでは意味がない。

 なぜ音声を取り入れるのかというと、言語というのはそもそもがコミュニケーションを取るためのツールであって、音を発しない言語は基本的には存在しないから。必ずそこには口から出た言葉と言葉のやりとりが発生するはず。ということはただ書いたり、見たりして覚えるより、話しながら勉強した方が効率がいいだろうし、何より英語が楽しくなる。

 これは僕が教育実習に行った時の体験だけど、英語の授業中に生徒さんに1回は英語を口から発してもらう時間を設けた。まあもちろん生徒の英語能力に差があるから、すごく綺麗な発音で周りからもおーっと言われるような子もいれば、日本語のような英語(母音の混じった英語です。いわゆるカタコトってやつ。詳しくは今度)で話す子もいた。(当然大多数はこっち)この二人の生徒さんに話を聞くと、あまり上手くない子は周りがカタコトだから自分もそうしないと恥ずかしかったそう。一方、発音のうまい子は、外国人と会話をする機会があって、全然通じなくて発音を見直したんだそう。

 つまり、英語が話せる!周りからすごいって言われてる!っていう意識を自分の中に植え付けられらば、楽しくて楽しくて、僕が教えなくても生徒は自分で英語を極めようとする方向に行くってこと。「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったものだ。

 

 

2:文章での使われ方に基づいた単語と文法

 次に2だけれども、これまでいろんな先生や学生の授業を受けたり、見たりしての経験からPDCAサイクルを回した結論。悲しいことに英語の点数が伸びない原因を生徒の文法や単語力不足に求めてしまう先生は非常に多い。

 まず、考えるべきは配点。文法問題と読解問題、どちらの配点が多いのかってこれは明らかに後者。センター試験だと文法問題に対して読解問題の点数は3倍もある。なのに文法の細かい知識を詰め込んで、使い方もわからず模試に挑んで撃沈。これは当然の結果。

 さらに単語帳ばっかりやってる受験生もよく見かけるけど、あれはあくまでこういう単語が出やすいよってだけで、単語帳の単語が単語帳に載ってある意味でそのまま出題されることなんてまずない。単語帳は悪だ!!なんて言わないし、とっかかりとしてはいいと思うけれども、初心者の英語学習の中心に置くべきものではないと思う。(上級者の方や英語ガチ勢の方は別です。単語やフレーズたくさん覚えた方がいいと思います。差がつくのってそこだから。)

 なので、今回Agさんには単語帳は周回数を意識して、見たことがある状態になればオッケーということにした。それよりも文章中でどんな使われ方をしているのかを理解して欲しかったので、いきなり長文をやってもらう。注意点としては問題を解くことが目的ではなく、英語と日本語の意味が一致するかどうかが大切だということ。和訳を読んでも意味不明なものはすぐに聞くようにと指導した。そのような文が、Agさんに足りないものが含まれているところだから。

 

 従来のやり方とは180度違うやり方だけれど、これまでと違う結果を得たければ、同じやり方ではだめだ。

 

変化を恐れるな。常に良いものを模索しろ。

 

4月1週目〜国語の勉強法

    いよいよ4月、遊びの期間も終わって本格的にスタートを切る。


    とりあえず、今回は国語の勉強法を整理していく。


【現代文・古文】

    現代文はまず読解法と言葉を勉強するという意味で、いきなり過去問を使う。よく小説読んだり、いろんな本を読めば国語は大丈夫という人もいるが、そうは思わない。あくまで試験という性質上、答えが用意されている。その答えにたどり着くような読み方が必要になる。

具体的には線を引くところ=大事なところに一定のルールを設けた。例えば、逆接のあとに線を引くとかそういうもの。

古文は、文法の識別と単語を覚えてもらうことに。基本的には逐語訳で進める。文章に慣れることが肝要。


詳しくは、https://m.youtube.com/watch?v=DBmr1JgOV9Q

こちらで解説しています。


     最後まで適当な読み方で勉強していると、いい時の点数と悪い時の点数に差が出やすい教科。まずは点数を安定させることを目標にやってもらおう。



様子見〜3月、桜芽吹く

 3月は遊ぶ。大いに結構だ。遊べる時に遊んだ方がいい、これから遊びたくても遊べなくなるし、そもそも遊ぶ友達も勉強をするのだから。

 こんな風に思いつつ、一応課題は出してみる。課題といっても、勉強のやり方を覚えてもらうためだけの簡単なもの。

 

 ところが結果は意外。必ずやってくる。わからないところはあるにせよ、最後まで目は通してくる。

 

 「何をやっていいかはわからんけど、何をすればいいか言ってくれたら絶対やります。」

 

 そうか。最初から自主性のある子はまあいない。だって何をすればいいのかわからないのに自主性もクソもない。ごめんよ。

 

 というわけで、LINEを使って毎日の課題を送り、できたかどうか確認するということを始めることになった。

 

 約束事は3つ

  1. 毎日何かは必ずやる。
  2. できていなくても嘘はつかない。
  3. わからないところは必ず解決する。

 この3つだけ。3つだけれども、多分チームとして仲間として合格を目指すのであれば最も大事な3つであると思う。

 

 来年の3月、今年よりも綺麗な桜を見て欲しい。

現状と勉強方針

 初めてLINEが来たのが3月の下旬。早速全力で頑張るかというと、そうではない。

 

 「とりあえず3月中は遊びたい」と言っていたので、本気ではやらなくていいと伝える。

 運動と同じでまずはアップから。いきなりやると反動で必ずさぼる時が来る。

 

 ただし、自分の現状は知っておいたほうがいい。(スラムダンクでも安西先生が言っていたはず。自分の弱い部分を知ることが第一歩。こんな感じ笑)

 

 ということで現状分析と志望校を聞いた。

 

 

【現状と志望校】

・学校の成績は普通。本当に普通。通っている高校も真ん中ぐらい。(高校入試の時にオール3+ちょいちょ4があれば受かるぐらいらしい。)

関関同立に行きたい。

 

 

 できないことは何?と聞くと、「全部あんまりできないです。何をやればいいかわからないんでとりあえず英単語見ています。」

 

 ああ、4年前にどの中高生からもよく聞いた言葉だ。あの時はどいつもこいつも同じことばかり!と思っていたけれども、僕も成長したのか、時間がたったのか、少し懐かしい感じがした。

 

 しかし、懐かしんでばかりもいられないので、3月中の勉強内容について説明した。

  1. まず春休みの課題を終わらせること。ちょうど古典の文法がプリントで出されていたのでこれはいい機会だと思い、文法のルールをまずは理解することをアドバイス。具体的には動詞と助動詞の活用。
  2. 英語は単語帳のやり方を変えた。(あまり単語帳はオススメしないけれど)周回数を意識してもらう。とにかく早く、見たことのある単語が800個ぐらいある状態にして欲しかった。
  3. 現代文は読解法を教えて、どんな文章が来ても一定のルールで線を引くところ、その線を引いたところを根拠にして答えを選ぶことをアドバイス

 

 さて、、、どれぐらいできるのかな。自分の中ではちょっと多めに出したつもり笑

 

 4月までゆっくりまずはアップから。。。