志望校、到達点と道のり
今日は志望校についてお話ししよう。
このブログの主人公Agさんの志望校は、今のところ関西大学か同志社大学。学部はまだ決まってない。(吾輩は猫であるのような感じで今の読んでください。笑)
さて、闇雲に勉強を始めると、長続きしない原因の一つに目標が定まってないことが挙げられる。もう少し正確にいうと、志望校は決まっているけれども、具体的にどれぐらい点数が必要かがわかっていない。
ゴールがぼんやりとぼやけているのに、努力し続けても長続きするわけがない。途中でやめてしまう。だから勉強を始める前にゴールを明確にする必要があるのだ。今回はAgさんの志望校の最低点数を中心に見ていこうと思う。
☆:今回の条件
今回の条件として、まず3教科の入試という設定にしている。近年様々な入試方法が増えており、とてもではないが書ききれる量ではない。今回はあくまでゴールを明確にするための方法論として読んでいただければと思います。
次に、学部をある程度絞って書こうと思う。Agさんの学部がまだ未定ということで、関西大学or同志社大学に入るための目標設定という観点からなので、個別の学部ごとに多少の点数の誤差があることはご容赦ください。
1:関西大学
ではまず関西大学から。基本的には3教科で450点満点(各教科150点)の配点である。合格最低点は例えば、文学部の全学部日程であれば275点(得点率61%)、社会安全学部では255点(得点率56%)であった。以上から7割取れれば大概の学部であれば合格する。
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2:同志社大学
では次に同志社大学に移ろう。同志社大学であるが、僕の感覚的には関関同立の中でもレベルは一つ上だと考えている。実際に合格点も政策学部の個別日程で500点中372点(得点率74%)、経済学部の全学部日程で69%であった。
ちなみに同志社大学の3教科の配点は国語及び社会・数学が150点、英語が200点となっているので、基本的な戦略としては英語をまずは重点的に勉強すべきであろう。さらにもう一つ付け加えると英作も出題されているので、その点も留意して勉強に取り組んでいただきたい。
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3:まとめ
今回は学部は抜きにして考えたが、その結果として7割を取っても安全圏に入る大学とそうではない大学があることは理解されたかと思う。また今回度外視した要素として各大学の出題のくせや難易度もある。どうやっても合わない問題というのその人によってあるだろうし、また単純に難しい問題もある。そのような複合的な要素を判断して、ゴールを具体的にしていただければと思う。
最後に、
もし各大学の分析及び過去問の研究を行って欲しい方がいらっしゃいましたら、
もしくは コメントまでお願いします。